FP(ファイナンシャル・プランナー)の資格で独立したい、
このように考えて受験する人は多いのですが、
FP(ファイナンシャル・プランナー)の資格で、
独立することは非常に難しいといえるのです。
それは、FP(ファイナンシャル・プランナー)の資格では、
具体的なアドバイスをすることが非常に難しいのです。
そのため、多くのFP(ファイナンシャル・プランナー)は、
複数の資格を受けることが非常に多いのです。
税理士や会計士などのそれだけでも独立できる資格保有者が、
他の保有者と差別化するためにFPの資格をとるために受験するとか、
FP資格合格の後にDCプランナーや宅建の資格を、
受験することはよくあることです。
複数の資格をとると独立もしやすくなるのです。
これは、FPはアドバイザー的な役割であり、
具体的にどうすればいいのかを指示できないところにあります。
これを聞いてえっと思われる人もいるかもしれませんが、
相続とかも勉強するので、相談を受けたときに、
こうすればいいですよと言いたいところなのですが、
FPの資格しかないと、これは法律違反となるのです。
これは、株取引でもいえることで、
具体的な銘柄を言ってはいけないことになっており、
話辛いところなのです。
でも、複数資格を取ると、
具体的に指示できることが多いのです。
そのために、FPの資格だけで独立する人は、
非常に少なく、また、やりづらいところなのです。
FPで独立を考えているのであれば、
そのあたりに戦略が必要なのです。